電気・ガスの使用量は、冬場の暖房・給湯だけでなく、夏場の冷房でも増える傾向があるとされています。一方で春や秋は冷暖房の使用が少なく、使用量が年間の中でも低くなりやすい時期です。1か月分の検針票だけで試算すると、その月がたまたま使用量の多い時期・少ない時期だった場合に、年間を通じた実態とはずれた差額になることがあります。
1か月分だけで判断しない
使用量が特に多い月・少ない月の検針票だけを使って試算すると、乗り換え候補ごとの年間差額が実態より大きく、または小さく見えることがあります。可能であれば、直近数か月分の検針票を確認し、月ごとの使用量の幅を把握した上で、平均的な月・使用量が多い月それぞれで試算してみると、年間を通じた差額のイメージがつかみやすくなります。
従量電灯・料金表区分は使用量によって適用される単価が変わる
電気の従量電灯プランは使用量に応じて単価が3段階に分かれ、ガスも使用量に応じて料金表の区分が変わる仕組みになっています。そのため、使用量が多い月と少ない月とでは、乗り換え候補間の年間差額の大きさそのものが変わることがあります。同じ契約アンペア数・同じ乗り換え候補であっても、使用量が変われば試算結果の金額も変わる点に注意してください。
季節ごとの生活スタイルの違いも影響する
季節による使用量の変動は、気温だけでなく、その季節ごとの生活スタイルの違いによっても左右されます。たとえば夏休みや冬休みで在宅時間が長くなる時期は、平日の日中の使用量が普段より増えることがあります。逆に旅行や帰省で家を空ける時期があれば、その月の使用量は普段より少なくなります。試算に使う使用量を選ぶ際は、こうした生活スタイルの変化も踏まえて、特殊な月を基準にしすぎないよう注意するとよいでしょう。
年間を通じた目安と個別の月の違いを区別する
本ツールが参考にしている世帯人数別の使用量目安は、年間を通じた平均的な水準を示すものであり、特定の季節・特定の月の数値ではありません。ご自身の家庭の使用量がこの目安から大きく外れている場合は、平均的な目安ではなく、実際の検針票の数値を使って試算する方が実態に近い結果が得られます。
複数のパターンで試算してみる
電力・ガス乗り換え損得シミュレーターでは、契約アンペア数・使用量を変えるたびに、その場で年間差額が再計算されます。電力・ガス乗り換え損得シミュレーターで、使用量が多い月・平均的な月など複数のパターンを入力し、乗り換え候補ごとの差額がどの程度の幅で変わるかを確認しておくことをおすすめします。実際の料金は地域・季節・燃料費調整額/原料費調整額の変動により異なります。電気・ガスの料金プランは各社が随時改定するため、本ツールのデータは調査時点のものです。
本サービスは特定の電力・ガス会社への乗り換えを断定的に推奨するものではありません。本試算は各社が公表する基準単位料金(燃料費調整額・原料費調整額を含まない基本の単価)を基準にしており、実際の請求額にはこれらの調整額が別途加算・控除されます。本試算は東京電力エナジーパートナー・東京ガスの供給エリア(首都圏)の料金水準を基準にした目安であり、実際の料金は地域・季節・燃料費調整額/原料費調整額の変動により異なります。電気・ガスの料金プランは各社が随時改定するため、本ツールのデータは調査時点のものです。最新の料金・キャンペーン内容は必ず各事業者の公式サイトでご確認ください。(本ツールのデータの調査時点: 2026-09-12)