夫婦や同居2人世帯は、一人暮らし世帯より使用量が増える一方、電気の料金段階の境目付近に使用量が位置しやすいパターンです。この記事では2人世帯の使用量の目安と、境目付近の使用量ならではの比較の視点を整理します。具体的な年間差額の金額は使用量によって変わるため、この記事内では算出しません。
2人世帯の使用量の目安
新電力ネット「日本の平均電気代」等を参考にすると、夫婦・同居2人世帯の電気使用量は月間300kWh程度、ガス使用量は月間28m3程度が一つの目安とされています。在宅時間や調理・入浴の頻度、エアコンの使用状況によって実際の数値は上下しますので、目安として捉えてください。
料金段階の境目付近に位置しやすい使用量
電気の従量料金は段階的に単価が上がる仕組みで、目安の300kWhという水準は、ちょうど中間の段階から最も単価が高い段階へ切り替わる境目付近にあたります。実際の使用量が目安より少し多いか少ないかで、最も単価の高い段階にかかる量が変わってくるため、乗り換え候補ごとの単価差が年間差額に与える影響も、境目付近の世帯では変動しやすい傾向があります。エアコンの使用が増える時期は使用量が目安を超えやすいので、季節による変動もあわせて意識しておくとよいでしょう。
ガス使用量28m3はどの料金区分にあたるか
ガス料金は使用量に応じた料金表を1つ選んで基本料金と単位料金を計算する仕組みになっており、区分が変わると単価の水準も変わります。28m3程度の使用量は、少量利用向けの区分よりも1段階広い使用量帯の区分にあたるのが一般的です。実際の使用量が月によって上下し区分をまたぐこともあり得るため、乗り換え候補を比較する際は、ご自身の実際の使用量がどの区分に該当するかを踏まえて確認することをおすすめします。電気とガスをセットで契約すると割引が適用される乗り換え候補もありますが、セット割引が適用される金額と適用されない金額を区別して確認しましょう。
単身から2人世帯に変わったタイミングは特に確認したい
同棲や結婚等をきっかけに一人暮らしから2人世帯へ生活が変わった場合、電気・ガスの使用量は増えるものの、契約アンペア数や契約プランを見直さないまま以前の契約を継続しているケースも見られます。世帯人数が変わったタイミングは、契約アンペア数が実際の家電の使用状況に見合っているか、電気・ガスの契約プランが今の使用量に合っているかを見直す良い機会です。乗り換え候補を検討する際は、直近数ヶ月分の検針票を確認し、季節による変動もあわせて把握しておくと判断しやすくなります。
ご自身の使用量でシミュレーションしてみる
300kWh・28m3はあくまで一般的な目安であり、実際の使用量は検針票やマイページで確認できます。ご自身の契約アンペア数と実際の使用量を電力・ガス乗り換え損得シミュレーター(トップページ)に入力すると、現在契約中と仮定した場合との年間差額を、電気・ガスそれぞれ複数の乗り換え候補について確認できます。実際の料金は地域・季節・燃料費調整額/原料費調整額の変動により異なりますので、試算結果は目安としてご活用ください。
出典
夫婦・同居2人世帯の電気・ガス使用量の目安は、出典: 新電力ネット「日本の平均電気代」を参考にしています。
本サービスは特定の電力・ガス会社への乗り換えを断定的に推奨するものではありません。本試算は各社が公表する基準単位料金(燃料費調整額・原料費調整額を含まない基本の単価)を基準にしており、実際の請求額にはこれらの調整額が別途加算・控除されます。本試算は東京電力エナジーパートナー・東京ガスの供給エリア(首都圏)の料金水準を基準にした目安であり、実際の料金は地域・季節・燃料費調整額/原料費調整額の変動により異なります。電気・ガスの料金プランは各社が随時改定するため、本ツールのデータは調査時点のものです。最新の料金・キャンペーン内容は必ず各事業者の公式サイトでご確認ください。(本ツールのデータの調査時点: 2026-09-12)