一人暮らし世帯は電気・ガスとも使用量が少なめで、契約アンペア数も30A前後に収まることが多いパターンです。この記事では一人暮らし世帯の使用量の目安と、乗り換え候補を比較するときに気をつけたい視点を整理します。具体的な年間差額の金額は、使用量によって一人ひとり変わるため、この記事内では算出しません。
一人暮らし世帯の使用量の目安
新電力ネット「日本の平均電気代」等を参考にすると、一人暮らし世帯の電気使用量は月間220kWh程度、ガス使用量は自炊・給湯が中心で浴槽をあまり使わない場合は月間15m3程度が一つの目安とされています。もちろん在宅時間の長さや調理・入浴の頻度によって実際の使用量は上下しますので、あくまで検討の出発点として捉えてください。
電気の料金段階のどのあたりに位置するか
電気の従量料金は使用量に応じて段階的に単価が上がる仕組みになっており、使用量が少ない一人暮らし世帯は、比較的単価が低い段階に収まりやすい傾向があります。段階が低いということは、そもそも従量部分の金額自体が大きくなりにくいため、乗り換え候補ごとの単価差があっても、使用量が多い世帯に比べると年間差額は小さめに出やすい傾向があります。一方で、契約アンペア数に応じた基本料金は使用量にかかわらず毎月固定でかかる部分なので、一人暮らし世帯では基本料金が月額に占める割合が相対的に大きくなる点も意識しておくとよいでしょう。
ガスも使用量が少なめな分、月額に占める基本料金の比重が大きい
ガス料金も同様に、基本料金と使用量に応じた単位料金の合計で決まります。一人暮らし世帯のようにガス使用量が少ない場合、基本料金が月額に占める比重が大きくなりやすいため、乗り換え候補を比較する際は単位料金の差だけでなく、基本料金の水準も合わせて確認することをおすすめします。セット割引がある乗り換え候補も存在しますが、セット割引が適用される金額と適用されない金額を区別して確認しましょう。
生活スタイルの変化にあわせて見直すとよい
一人暮らし世帯は、引っ越しや在宅時間の変化、テレワークの有無、家電の買い替え等をきっかけに使用量が変わりやすいライフステージでもあります。以前に一度確認した使用量をそのまま前提にし続けるのではなく、生活スタイルが変わったタイミングで改めて検針票を確認し、試算をやり直すことをおすすめします。また、契約アンペア数を必要以上に大きく設定していると基本料金が高くなりやすいため、実際に使う家電の数と契約アンペア数が見合っているかも合わせて確認しておくとよいでしょう。
ご自身の使用量でシミュレーションしてみる
上記の220kWh・15m3はあくまで一般的な目安であり、実際の使用量は検針票や電力会社のマイページ等で確認できます。ご自身の契約アンペア数と実際の使用量を電力・ガス乗り換え損得シミュレーター(トップページ)に入力すると、現在契約中と仮定した場合との年間差額を、電気・ガスそれぞれ複数の乗り換え候補について確認できます。実際の料金は地域・季節・燃料費調整額/原料費調整額の変動により異なりますので、試算結果は目安としてご活用ください。
出典
一人暮らし世帯の電気・ガス使用量の目安は、出典: 新電力ネット「日本の平均電気代」を参考にしています。
本サービスは特定の電力・ガス会社への乗り換えを断定的に推奨するものではありません。本試算は各社が公表する基準単位料金(燃料費調整額・原料費調整額を含まない基本の単価)を基準にしており、実際の請求額にはこれらの調整額が別途加算・控除されます。本試算は東京電力エナジーパートナー・東京ガスの供給エリア(首都圏)の料金水準を基準にした目安であり、実際の料金は地域・季節・燃料費調整額/原料費調整額の変動により異なります。電気・ガスの料金プランは各社が随時改定するため、本ツールのデータは調査時点のものです。最新の料金・キャンペーン内容は必ず各事業者の公式サイトでご確認ください。(本ツールのデータの調査時点: 2026-09-12)