同じ世帯人数でも、マンションと戸建てでは電気・ガスの使用量が変わることがあります。この記事では住宅の形式によって使用量が変わりやすい理由と、比較の際に気をつけたいポイントを整理します。具体的な年間差額の金額は使用量によって変わるため、この記事内では算出しません。
気密性・断熱性の違いが冷暖房の使用量に影響する
一般的に集合住宅であるマンションは、隣接する住戸や共用部と壁を共有している構造上、戸建てに比べて外気の影響を受けにくく、気密性・断熱性の面で有利になりやすいと言われています。戸建てはマンションに比べて外気に接する面積が大きくなりやすく、冷暖房の効きに違いが出ることがあります。同じ世帯人数・同じ設定温度で使っていても、住宅の形式によって冷暖房にかかる電気使用量が変わってくる可能性がある点は押さえておくとよいでしょう。
契約アンペア数の設定が異なるケースがある
戸建ては部屋数や設置する家電の数がマンションより多くなりやすく、IH調理器やエコキュート等の大型家電を導入している住宅では、契約アンペア数を高めに設定しているケースもあります。契約アンペア数が変わると基本料金の水準も変わるため、乗り換え候補を比較する際は、ご自身が実際に契約しているアンペア数を確認した上で試算することが大切です。
床暖房等の設備によってガス使用量も変わる
戸建てでは床暖房やガス温水式の暖房設備を導入している住宅もあり、こうした設備がある場合はガス使用量がマンションより多くなる傾向があります。ガス料金は使用量に応じた料金表を1つ選んで基本料金と単位料金を計算する仕組みのため、設備によって使用量の区分が変わることもあります。セット割引がある乗り換え候補も存在しますが、セット割引が適用される金額と適用されない金額を区別して確認しましょう。
住宅の形式だけで判断せず実際の使用量を使う
マンションか戸建てかという住宅の形式だけで使用量を決めつけるのではなく、検針票やマイページでご自身の実際の使用量を確認した上で比較することが大切です。契約アンペア数と実際の電気・ガス使用量を電力・ガス乗り換え損得シミュレーター(トップページ)に入力すると、現在契約中と仮定した場合との年間差額を、電気・ガスそれぞれ複数の乗り換え候補について確認できます。実際の料金は地域・季節・燃料費調整額/原料費調整額の変動により異なりますので、試算結果は目安としてご活用ください。
引っ越しのタイミングで契約内容も見直す
マンションから戸建てへ、あるいは戸建てからマンションへ引っ越す際は、新しい住まいでの電気・ガスの使用量が以前と大きく変わることがあります。引っ越し直後は以前の契約内容をそのまま引き継いでしまいがちですが、住宅の形式が変わるタイミングは契約アンペア数や料金プランを見直すよい機会です。数ヶ月分の検針票で新居での実際の使用量を確認してから、乗り換え候補を比較することをおすすめします。
出典
世帯人数別の電気・ガス使用量の目安は、出典: 新電力ネット「日本の平均電気代」を参考にしています。
本サービスは特定の電力・ガス会社への乗り換えを断定的に推奨するものではありません。本試算は各社が公表する基準単位料金(燃料費調整額・原料費調整額を含まない基本の単価)を基準にしており、実際の請求額にはこれらの調整額が別途加算・控除されます。本試算は東京電力エナジーパートナー・東京ガスの供給エリア(首都圏)の料金水準を基準にした目安であり、実際の料金は地域・季節・燃料費調整額/原料費調整額の変動により異なります。電気・ガスの料金プランは各社が随時改定するため、本ツールのデータは調査時点のものです。最新の料金・キャンペーン内容は必ず各事業者の公式サイトでご確認ください。(本ツールのデータの調査時点: 2026-09-12)