在宅勤務が中心の世帯は、日中も自宅で冷暖房やパソコン等の家電を使い続けるため、平均的な世帯より電気使用量が多くなりやすいパターンです。この記事では在宅勤務世帯の使用量の考え方と、乗り換え候補を比較するときに意識しておきたい視点を整理します。具体的な年間差額の金額は使用量によって変わるため、この記事内では算出しません。
日中の在宅時間が長いほど使用量は増えやすい
世帯人数別の使用量目安は、日中に外出している時間帯が一定程度ある世帯を含めた標準的な水準です。在宅勤務が中心の世帯では、平日の日中も冷暖房・照明・パソコンやモニター等の電気機器を稼働させ続けることが多く、同じ世帯人数でも電気使用量が目安より多くなる傾向があります。特に夏・冬に冷暖房を長時間稼働させる場合は、使用量の増え方がさらに大きくなることもあります。
使用量が増えると料金段階が上がりやすい
電気の従量料金は使用量に応じて段階的に単価が上がる仕組みのため、在宅勤務によって使用量が増えると、それまでより単価の高い段階まで使用量がかかるようになることがあります。単価の高い段階は乗り換え候補ごとの単価差も相対的に大きい傾向があるため、在宅勤務前後で使用量が変わった世帯ほど、乗り換え候補による年間差額の出方も変わりやすいと考えられます。契約アンペア数を見直すきっかけになることもあるでしょう。
在宅勤務前後の使用量を両方試算して比較する
在宅勤務を始める前後で検針票の使用量を見比べ、それぞれの数値を電力・ガス乗り換え損得シミュレーター(トップページ)に入力して試算してみると、使用量の変化が年間差額にどう影響しうるかの傾向をつかみやすくなります。契約アンペア数と実際の電気使用量を入力するだけで、現在契約中と仮定した場合との差額を、複数の乗り換え候補について確認できます。セット割引がある乗り換え候補も存在しますが、セット割引が適用される金額と適用されない金額を区別して確認しましょう。
ガス使用量にも影響が出ることがある
在宅時間が長くなると、昼間の給湯や調理でのガス使用量が増えることもあります。ガス料金は使用量に応じた料金表を1つ選んで計算する仕組みのため、使用量が区分の境目を越えるかどうかも確認しておくとよいでしょう。実際の料金は地域・季節・燃料費調整額/原料費調整額の変動により異なりますので、試算結果は目安としてご活用ください。
週数日の在宅勤務なら平均的な使用量で近づけて考える
完全在宅ではなく週に数日だけ在宅勤務をしている場合は、日中ずっと在宅している場合ほど使用量が大きく増えるわけではないこともあります。出社日と在宅日それぞれの使用感を踏まえ、1ヶ月あたりの使用量を検針票で確認した上で試算すると、実態に近い比較がしやすくなります。在宅勤務の頻度が変わった場合も、そのつど使用量を確認し直すとよいでしょう。
出典
世帯人数別の電気・ガス使用量の目安は、出典: 新電力ネット「日本の平均電気代」を参考にしています。
本サービスは特定の電力・ガス会社への乗り換えを断定的に推奨するものではありません。本試算は各社が公表する基準単位料金(燃料費調整額・原料費調整額を含まない基本の単価)を基準にしており、実際の請求額にはこれらの調整額が別途加算・控除されます。本試算は東京電力エナジーパートナー・東京ガスの供給エリア(首都圏)の料金水準を基準にした目安であり、実際の料金は地域・季節・燃料費調整額/原料費調整額の変動により異なります。電気・ガスの料金プランは各社が随時改定するため、本ツールのデータは調査時点のものです。最新の料金・キャンペーン内容は必ず各事業者の公式サイトでご確認ください。(本ツールのデータの調査時点: 2026-09-12)