都市ガスの乗り換えは、電気と同様に新しく契約するガス会社に申し込むだけで手続きが進みます。今住んでいる建物のガス管・メーターが現在の供給網につながったままであれば、通常は開栓作業を伴わない点が電気と共通しています。ただし、ガス供給が一時的に止まっている場合や、初めて使い始める場合には、安全確認のための開栓に立会いが必要になります。この記事では手続きの流れと注意点を整理します。
同じ導管網内での乗り換えは開栓不要が一般的
都市ガスは、ガス管などの導管設備を管理する会社と、料金プランを提供する小売会社が分かれています。住み続けたまま小売会社だけを乗り換える場合、ガス管やメーターの物理的な状態は変わらないため、通常は開栓作業や立会いを伴わないとされています。申し込みを受けた新しい会社が必要な手続きを進め、指定の日から新しいプランでの料金計算に切り替わります。
開栓に立会いが必要になるケース
一方で、ガスの供給が一時的に止められている状態から使い始める場合は、ガス漏れの有無やガス機器の安全な使用状況を確認するため、係員の立会いによる開栓作業が必要になります。長期間ガスを使っていなかった住戸に入居する場合や、工事等で一度止めた供給を再開する場合が典型例です。立会いが必要かどうかは申し込み先の案内で必ず確認しておくと安心です。
賃貸物件では乗り換えができない場合がある
プロパンガス(LPガス)を使っている賃貸物件では、大家や管理会社がガス会社と契約しているケースが多く、入居者個人の判断で乗り換えることができない場合があります。本サービスが対象とする都市ガスであっても、建物の設備によっては選べる会社が限られることがあるため、契約中の検針票やお客様番号の記載を確認し、不明な点は管理会社に問い合わせておくとよいでしょう。
候補は複数を比較してから申し込む
都市ガスの乗り換え候補には、基本料金や単位料金の設計がそれぞれ異なる会社があります。電力・ガス乗り換え損得シミュレーターで月間のガス使用量を入力すると、現在契約中の目安に対して複数の乗り換え候補の年間差額を確認できます。セット割引がある候補については、セット割引が適用される金額と適用されない金額を区別して確認しましょう。電気・ガスの料金プランは各社が随時改定するため、本ツールのデータは調査時点のものです。
出典
現在契約中とみなす東京ガスの料金体系は東京ガス公式サイトのガス料金表(出典: 東京ガス「ガス料金表(東京地区等)」)、乗り換え候補の料金体系はENEOS都市ガス公式サイトの料金表(出典: ENEOS都市ガス「標準プラン料金表」)を参照しています。開栓時の立会いの要否は物件の状況によって異なるため、実際の手続きは申し込み先の案内に従ってください。
本サービスは特定の電力・ガス会社への乗り換えを断定的に推奨するものではありません。本試算は各社が公表する基準単位料金(燃料費調整額・原料費調整額を含まない基本の単価)を基準にしており、実際の請求額にはこれらの調整額が別途加算・控除されます。本試算は東京電力エナジーパートナー・東京ガスの供給エリア(首都圏)の料金水準を基準にした目安であり、実際の料金は地域・季節・燃料費調整額/原料費調整額の変動により異なります。電気・ガスの料金プランは各社が随時改定するため、本ツールのデータは調査時点のものです。最新の料金・キャンペーン内容は必ず各事業者の公式サイトでご確認ください。(本ツールのデータの調査時点: 2026-09-12)